既存の間取りを活かしたままフルリフォーム。ＬＤＫはキッチンの下がり壁や間仕切り壁を撤去して広々とした空間になりました。素材にもこだわり、フローリングは表面に薄い無垢材を貼った挽板フローリングを採用し、非常に足ざわりの良い床に仕上がりました。リビングの中央には和紙の畳フロアを埋め込み、ゆったりとくつろげる畳スペースにしました。 また、ユニットバス・キッチン・洗面台・トイレの交換、床材の張り替え、壁紙の貼替、外装の塗り替えや補修などを施し、築30年の家が生まれ変わりました。

■温かみのある和モダンテイストに

元々和室にあった絞り丸太の床柱や間柱、長押（なげし）、障子等の造作材をそのまま活かし温かみのある落ち着いた空間に仕上げました。またリビングと和室との間仕切り壁を撤去することでリビング側の窓からも和室側へと光が入るようになりました。

■ガラス交換で断熱効果アップ

熱が一番逃げやすい窓を真空ペアガラスに交換することで冬場の寒さを軽減し、暖房効率が上がる事で環境にも配慮した家になりました。また冬場の結露が少なくなる効果も期待できます。