築40年を超えるビンテージマンション、濃い色目の床材で落ち着いた印象のお部屋でした。 今回床色を明るめのフローリングに変更し、窓からの光を全面に受け、とても明るい印象のお部屋になりました。 また、元のコンパクトな洋室をファミリークローゼットに用途変更したりと、住む方の用途に合った間取りにフルリノベーションしました！

■内装を一新し明るい印象のお部屋に

リフォーム前は居室は暗めのフローリング・廊下や水廻りはテラコッタ風のタイルが貼ってあり、落ち着いた印象のお部屋でしたが、明るめの木目のフローリングに、ホワイトの建具でお部屋全体が明るい印象になりました。

築年数の経っているマンションは、開口部の位置が低く光が入りづらく暗い印象になりがちですが、床・壁・天井の色を統一し外からの光を多く取り入れ、巾木や廻り縁などもホワイトで目立たなくすることによって部屋の見切りを無くなりお部屋が広く見える効果があります。

■シンプルで使いやすい水廻り

洗面室の入口には扉を新設しプライバシーを確保、トイレの背面には棚を設置しました。

■小窓からリビングを臨むキッチン

壁向きだったキッチンをリビング向きに移動しました。敢えてアイランド型にはせず、ごちゃつきがちなキッチンをリビングからは見えないように壁で仕切りました。閉鎖感や孤独感は出ないよう、小窓を配置し、リビングや窓の外を臨める工夫をしています。

■ウォークインクローゼット新設

元は4.3帖だったお部屋、窓が1つしかなく閉鎖的な空間でしたが、壁を移動し3.2帖のウォークインクローゼットにしました。用途をしっかり決めることで、物の置き場がはっきりとし家事効率もよくなります。隣のお部屋もより独立した空間となり、使いやすくなりました。